アメリカに育児休暇制度ってある?
もも先生、妊娠・出産のために、育児休暇をとることに決めました。
でも、日本のような育児休暇制度があるのか?何も知らなかった、もも先生。
【アメリカの育児休暇】
そもそも、アメリカの連邦法(国として)は、「無給休暇」(お金は出ないけど、お休みはとれます)しかありまえん
でも、もも先生が働くNY州には、「有給家族休暇法 (Paid Family Leave Law) 」があります。
この法律は、家族のケアを行うために仕事を休まなければいけない場合に、有給の家族休暇のための手当が支給されます。
対象は、
・重病の家族の世話
・新しい家族(新生児・養子縁組など)の養育
・その他、軍のイベントに関するもの
これは州によってPFLが無いらしく、その内容も異なることがあるので注意したほうがいいようです。
【NYの有給家族休暇法PFL】
2022年の時点で、3か月間自分の給与の67%を受給できる仕組みになっています。
年々期間や金額は上がっているようなので、今後もさらに良い条件になっていくことを望みたいですね。
ただし、この休暇制度には申請条件があるので、必ずそれを確認しておくことも大切です。
【申請するには?】
職場からPFLがあることを聞き、その申請は自分で行うように言われました。
そこで、早速育児休暇申請手続きを始めました。
【申請から受給までの流れ】
1書類
州のPFLのウェブページを開いて内容を確認。
申請するためのドキュメントをコピーし、記入。
*この時、記入内容に、会社側のサインなどが必要な場合があるので、職場に必要な内容を記入してもらうようお願いする。
2申請
申請書ができたら、職場が加入している保険会社に郵送。
でもここで、もも先生の書類を郵送したはずが、一ヵ月以上連絡が無く、保険会社に電話連絡して相談。
2手続き
結局、申請した書類が保険会社に届いていたか分からないまま、再度、申請書類の内容を電話ごしで伝えて、
完了。
こどもが生まれたら再度電話でれんらぅするように言われました。
*結局郵送をしなくても、電話対応してもらえることが分かりました。
3受給
出産後すぐに保険会社に電話をして受給開始を確認。
一週間に一回、規定の週休が毎週支払われます。
また、支払われた内容が郵便できちんと送られてきます。
日本よりもかなり厳しい育児休暇制度ですが、知っていれば必ず申請すべき内容です。
あっという間の3か月、もも先生は育児に奮闘します。