Sick Leave
アメリカで病気をしたら、率先してお休みを取る!それが労働者の権利‼
もも先生、病院の予約をしよう電話をしたら、仕事時間に重なるばかりで悩んでいました。
すると病院のスタッフからは「あなたの会社は病院へ行くことを保障する義務がある。だから早退や遅刻、休みをとっても良いのよ。もし言えないなら私が伝えるわ!!」
と心強い言葉をもらって、ビックリ。
なにせ、日本で働いていた時は病気をしても無理していくことが当たり前。
病気しないように、早退・遅刻・欠勤にならないように病院の予約は休みの日か仕事後しかできなかったのに。
「アメリカって凄い‼」と感動したもも先生。
そんな経験から、少し憚れながらも、仕事時間はほどほどに考えて、病院予約を優先するようになったもも先生。
病気でお休みしたいとき、アメリカで保障されているのが SICK LEAVE という制度があることにも気づき、調べてみた。
すると、連邦レベルでは「12週間まで、病休で休んだとしても解雇できない」という決まりがあるだけで、給料の保証ではないことが判明。
でも、州ごとに定められているSCIK LEAVEによって、有給が保証されるとのこと。
もも先生が働くのはNY州。NY 州で保障されている有給とその時間は、会社の規模で違う。
①100人以上の規模で、1年で最大56時間 ②5~99人で最大40時間 等
もも先生の場合は②なので、最大40時間は保障されている。(New York Paid Sick Leaveより)
住んでいるNJ州はというと…どの規模でも最大40時間の保証 (Earned Sick Leave Is the Law in New Jerseyより)
何ごとも、アメリカは州による対応で差があることが判明。
教訓:SICK LEAVEを使う、病気で休むことは当たり前の権利